女性ホルモンのはなし

JR竹下駅徒歩5分 福岡市博多区竹下 
Aroma Beauty Calm.カーム セラピストの高橋です。

今回は女性ホルモンのはなし。
女性ホルモンがどのように分泌されるのかと、女性ホルモンの働きをお伝えします。

みなさんは女性ホルモンについてどのようなイメージをお持ちですか?

良いイメージをお持ちですか?
それとも心や体に不調をもたらすという、ネガティブなイメージでしょうか?
そもそも、女性ホルモンってどんなもの?と疑問をお持ちの方もいるかもしれません。

ホルモンのことをざっくりと説明すると…

ホルモンとは、脳からの指令を受け特定の臓器から血液中に分泌され、特定の細胞に作用して、様々な影響を及ぼす物質の総称

結局、何それ?という感じですよね。
要は、生命の維持やからだの代謝を促したり、感情のコントロールにも影響したりするためにとっても大切な物質。
わたしたちの体の中に100種類以上あるホルモンの中で、女性にとって切っても切れないのが卵巣から分泌される女性ホルモンなのです。
他にも成長ホルモン・甲状腺ホルモン・副腎皮質ホルモンは日常でも耳にするのかと思います。

その働きのポイントは
①脳の視床下部が司令塔であること
②特定の細胞に働きかけること
③血流にのって全身に運ばれるということ
④脳とそれぞれの臓器はお互いに情報交換をしていること(フィードバック)

女性ホルモンは二層式です

女性ホルモンが生理前と生理後、もっと言えば、排卵期を境に体調や気分が切り替わる、そんなイメージや感覚をお持ちの方も多いように感じます。

ご存じのように、排卵前(生理後)にピークに達するするエストロゲンと排卵後(生理前)に増えるプロゲステロンの2つがあります。
この2つのホルモンが脳の指令を受けてホルモンを分泌し、生理にトラブルがない場合は25日~30日程のサイクルで生理になります。

エストロゲンとプロゲステロンがゼロになることはなく、常にお互いに作用する二層式の構造となっています。

下図に2つ女性ホルモンの分泌と体内で起こる変化の関係をまとめました。

2つの女性ホルモンの役割

2つのホルモンの違いをみると、まったく違う働きをしていることが分かります。
女性としては不調の源になってしまうプロゲステロンは少なめで、エストロゲンが多いほうが嬉しいことが多いのでは?と感じるかもしれません。
ですが、受精卵が無事に子宮に着床できる環境を作るのも、妊娠を維持するために作用することも、そしてエストロゲンが過剰になることで引き起こされる子宮がんや乳がん、子宮内膜症、子宮筋腫などのリスクを減らしてくれるのは、プロゲステロンがあるからです。
そのため、2つの女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンはバランスが取れていることがとても大切で重要になります

毎月、女性ホルモンの影響を受ける女性は、2つのホルモンバランスを大きく乱さないように、穏やかに整えていくことがポイントとなります。

女性が美しく健康的であり続けるためには、女性ホルモンはバランスが整っていることが重要なのです!

今回はこれだけ、知っていただけると嬉しいです。

次回は女性ホルモンと生理のことをテーマにお伝えしたいと思います。

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