女性ホルモンと生理のこと

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バストアップとフェムケアサロン Aroma Beauty Calmセラピストの高橋です。

今回は女性ホルモンと生理のことをお伝えします。

前回は
女性ホルモンは脳の指令によって、卵巣から分泌されること
脳と卵巣は血流にのってやり取りをしていること
女性ホルモンはエストロゲンとプロゲステロンの二層式であること
2種類の女性ホルモンはバランスがとても大切であること
をお伝えしました。

生理が起こるしくみについてはご存じでしょうか?

今現在、生理のトラブルに悩んでいる方、(プレ)更年期にあたる方だけではなく、すべての女性に、特に女の子のお母さんには知ってもらいたいことが生理のしくみです。

生理のしくみは『脳』と『卵巣』と『子宮』がつくり出す、とっても神秘的なからだのリズム。

そして生理は『脳』と『卵巣』の精密なやり取りが血流にのって行われることで成り立ちます。

大人女子こそ知っておきたい女性ホルモンと生理のこと

女性ホルモンが分泌するしくみと、生理がおきるしくみをイメージ化するとこんな感じです。

わたしたち女性の体内で脳と卵巣がどんなやり取り、どのようなプロセスで生理がおこるのかというと

28日周期で生理があるとしての説明ですが、生理中を除いてわずか20日間ほどで女性のからだの中では、目まぐるしい変化が起きていることがお分かりかと思います。

心身のバランスが取れていて健康的であれば特に問題は起こらないのですが、脳と卵巣との精密なやり取りは、ほんの些細なことでズレが生じてしまうことがあります

その結果、直接的には
生理サイクルが乱れる・または不安定、無排卵月経、無月経
といったトラブルサインが見られます。

直接、生理のトラブルとして起こらなくても、二つのホルモン分泌がスムーズに行えないと、
エストロゲン分泌に影響があると、肌や身体や心に『ちょっとした不調』や『何となく不調』として現れる
プロゲステロン分泌に影響があると、体温の維持や子宮内膜を厚くすることが難しくなり、不妊の原因となりやすい
といった、容姿や健康面の悩み、心の不安定感、ときにはファミリープランへも影響を与えてしまいます。

ホルモンの司令塔、脳は疲れやすい

ホルモンの司令塔である脳は、たくさんのホルモン分泌の他にも自律神経と免疫系の司令塔です。

常に働き続けいている脳は、ストレスや疲労、健康トラブル、睡眠不足や栄養不足、そして季節の変化など環境が要因となることでも疲れてしまい、ホルモン分泌や免疫力にも影響を与えてしまうことがあります。

ご存知のように、自律神経は心臓を動かしたり、呼吸をコントロールしたり、食事の消化吸収にかかわったりと、人が生きていくために必要なからだの機能をコントロールしてます。
そのため、脳が疲れ果ててしまうと、命を守るために自律神経への指令を最優先することが、ホルモンが乱れる原因となってしまうのです。

生理の不調を引き起こす原因

20代~40代前半であれば、子宮や卵巣の病気を除いて卵巣機能はまだ元気な状態であることがほとんどです。
その場合に考えられる生理の不調は、生活習慣の乱れ、疲労、ストレス、環境要因などによって、脳が疲労を起こし卵巣とのやり取りがスムーズ行えない状態が原因になっていることが多いとされています。

一方で40代半ばあたりからは、上記に加えて卵巣機能が低下することで、生理のリズムが変わったり、肌や身体そして心の不調につながったり、いわゆる更年期の始まりとも考えられます。

とっても忙しくストレスフルな現代社会で疲れやストレスを感じない、溜めない生活はなかなか難しいのが現状ですよね。
ただ、女性ホルモンが関わる不調は、食事・運動・睡眠といった基本的な生活習慣を少し見直したり、ストレスを上手に発散したりすることで、改善していくことが可能です。

女性ホルモンが引き起こす『不快な状態』や『ちょっとした不調』は、身体と心をケアすることで、うまくコントロールして付き合うこともできるのです。

忙しく、疲れているあなたには、Calm(カーム)で『癒されながら美しくなる』女性ホルモンを穏やかに整えるための、ボディメンテナンスやフェイシャルエステがおススメです♡

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