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バストアップとフェムケアサロン Aroma Beauty Calm
セラピストの高橋です。

今日は今から始める肌の乾燥シーズンに負けないケアをお届けします。

ここ数日は日中はまだまだ暑さが残るものの、朝晩の空気はカラッとしていて秋に向かって季節が進んでいるのだなと感じます。
夏バテ肌のリセットも引き続き大切ですが、そろそろ秋の乾燥シーズンに向けた肌ケアも大切になってくる時期です。

実は、秋には肌悩みや肌トラブルが多くなることをご存じでしょうか？

原因の一つは初秋に夏の肌疲れが残ってしまうことにあります。
春から夏にかけての紫外線ダメージが蓄積されているほか、汗・皮脂などでお肌の水分と油分が奪われてバランスを崩した影響も一気に表面化してくることがあります。
また、お肌表面は汗や皮脂によって潤いがあるように感じていたのに、冷房の影響で実は肌内部が乾燥してしまっている、インナードライ状態になっていることもあります。
さらに、冷たい飲み物や食べ物を口にする機会が多いことが血行不良を招く原因となり、皮脂分泌がうまくできずに乾燥を促進させる要因となることもあります。

そのため、まずは秋が訪れる前に体の養生と夏バテ肌をリセットすることが大切になってきます。
☆体を温める食事や軽い運動、湯船につかるなど☆
☆古い角質を落とすケア⇒水分と油分でのダブル保湿☆

もう一つの原因は秋は朝晩と日中の寒暖差が大きい日も多く、自律神経の乱れからストレスを感じやすくなることで肌状態にも影響することや、秋が深まり気温や湿度が下がることで、お肌が乾燥に傾きやすくなることにあります。

気分も気候もまだ夏の終わり…という方も多いかもしれませんが、夏バテ肌から秋枯れ肌になる前に早め早めの対策をしましょう。

初秋から見直したい保湿ケアのポイント

洗顔やクレンジングの見直し

初秋あたりからは潤いを守って洗い上げることに重点を置いたクレンジング料や洗顔料を選ぶ

洗浄力の高いミネラル系オイルのクレンジング料をできるだけ避ける
⚠️ウォータプルーフのUVケアをしたときに限るなど
⚠️植物オイルをベースとしてオイルクレンジングに切り替えはOK
⚠️肌が敏感に傾いている時は植物オイルベースのクレンジング料でスピーディーにメイクオフもOK

クリームタイプのクレンジング料はメイク落ちが良く、使用感がやわらかく保湿力も高いタイプが多く、乾燥が気になる方には特におすすめ
⚠️配合されているオイル成分はできるだけ植物性のものを選ぶ

ジェルのクレンジング料はジェルは摩擦負担が少なくメイク落ちが良いが、油性タイプ、オイルイン水性タイプ、オイルフリー水性タイプの特徴が異なる
⚠️油性のジェルはメイク落ちが特に良い。配合されているオイル成分ができるだけ植物性のものを選ぶ
⚠️オイルインタイプは油性と水性両方の特徴を持ち合わせたタイプで、デイリーメイクのクレンジングには最適
⚠️水性のジェルは特に脂性肌の方におすすめ

ミルクのクレンジング料は使用感が柔らかい一方で、これまでの３タイプに比べてクレンジング力がやや劣る
⚠️ライトメイクで過ごした日におすすめ
⚠️Tゾーンのべたつき、鼻の毛穴詰まりが気になる朝のプレクレンジングとしてもおすすめ

洗顔料は洗いあがりがさっぱりタイプよりもしっとりタイプを選ぶ

保湿成分が配合された化粧品を選択する

乾燥からのダメージを最小限にするには、保湿力のある化粧品を選ぶことも大切です。

保湿成分にはたくさんの種類がありますが、特に「セラミド」は元々ヒトのお肌にある潤い成分で、水分が蒸発してお肌が乾燥するのを防ぐ役割を果たします。
ただし、セラミドは年齢とともに減少してしまうだけではなく、自らつくり出すことが難しいため化粧品などの成分から補う必要があります。
他にもヒアルロン酸、コラーゲンなどがあるので、お化粧品のパッケージを確認して選んでくださいね。

水分と油分をバランスよく補給する

保湿ケアで特に大切にしたいことが、水分と油分のバランスを取ることです。

化粧水など水分をきちんとお肌に浸透させた後は、必ず乳液やクリームで油分もしっかりと補い、潤いをキープすることが大切です。

また、年齢を重ねたお肌は皮脂分泌が不足がちになるため、油分を多くスキンケアで補う必要がある場合があります。
お肌の状態や日ごろ使用しているお化粧品のラインナップによっては乳液とクリームの両方を使うことが推奨されていることもあります。

今はまだ残暑…スキンケアによるべたつきがどうしても苦手に感じる方もいるかもしれません。
その様な場合は、べたつきやすいTゾーンと、乾燥しやすい目元、口元、頬などのUゾーンのスキンケアを区別するのもひとつの手です。

だけど、まだまだ紫外線ダメージやエアコンによる乾燥もありますので、出来るだけお顔全体をケアしてくださいね。